令和5年度1月度 家族支援の会「さなぎの会」報告

1月のさなぎの会を下記の通り開催いたしましたのでご報告いたします。

日時:2023年1月21日(土)14:10~16:30
会場:柏市教育福祉会館【ラコルタ柏】およびオンライン

 今月のさなぎの会は特別企画として、ひきこもりの生きづらさを和らげる活動をされている「生きづらわーほりプロジェクト」の代表である富安義樹さん、ひきこもり経験者の「マイキー」さんを迎え、ひきこもりから人との繋がりを求めるまでのプロセスをお話しいただいたり、グループワークで交流しました。
どのような点で“生きづらさ”を感じるか?どうすれば“生きづらさ”を和らげることができるのか?どのような人とつながりが考えられるか?などについてグループに分かれて話し合いました。生きづらさの背景には対人関係や就労、将来への不安があり、周囲が思っている以上に当事者は社会参加についてハードルが高いと感じていること、 “このままでよい⇔そろそろ何かしたい”の考えが交錯したまま時間が経ってしまっていること、自分を受け入れてくれる人や場所があると外に出るようになるなどの当事者の事情を知ることができました。ご家族の悩みも共有し、生きづらさを和らげるには「人薬(ひとぐすり)」が必要で、人との交流を通して楽しみ・意欲・希望を見つけ出すこと、当事者本人が動き出そうとするタイミングあるので、本人が腰を浮かしたときにそっと後ろから支えられるとよいこと、否定や強制はNGであるなど活発な意見交換をしました。