1月26日と2月23日の2日間にわたって、筑波大学から笹原信一朗先生と大井雄一先生を講師にお招きして、「オープンダイアローグ研修」を実施しました。オープンダイアローグとは、フィンランド発の精神療法で、日本国内でも現在注目を浴びつつあります。この研修は、キャリアデザイン研究所で開催している「ニートや引きこもりの親セミナー」で毎年講師としてお世話になっている筑波大学の斎藤環先生が、講演の場で、オープンダイアローグを薦めておられるのを耳にして、相談や支援などでの場でも有効なのか、ぜひ体験してみたい、という会員の希望があり、開催したものです。
今回は当研究所の会員だけでなく、様々な分野で相談や支援に携わっている方々もお招きして、総勢約40名での受講となりました。両先生の進行で、とてもゆったりとした雰囲気を醸し出しながら、ワークを中心とした研修となりましたが、受講者にとっては、「目からうろこ」といった新鮮さや驚きの連続で、オープンダイアローグの可能性を強く感じる場となりました。キャリアデザイン研究所としては、今回の研修で終わることなく、今後も継続して勉強会を開催したり、実践での活用をはかっていく予定です。