今月は偶数月のため前半はミニ講座として、後半は座談会として実施いたしました。
今回は、前日12月15日CDI主催で支援者向け認知行動療法研修が行われましたので、その内容をもとに当事者である親御さん向けに情報共有をするとともに認知行動療法について、そのポイントについてお伝えする機会といたしました。
最初に、認知行動療法の概要について、「考え」「感情」「行動」と分けて考えること、うまくいっていない行動については、悪循環していないか、その背景となる思い込み「認知のゆがみ」に気づいてそれを修正することについて、ストレスコーピングについて、エクササイズについて(練習が必要であること)、自分の中にカウンセラーを作るという方法について等々をお話させて頂くとともに、認知再構成については、7つのステップで思い込みを確認し、数値化して客観化し、それを緩めるワークをご紹介するとともに、認知行動療法の活用例として、思い込みの傾向を測るアセスメント、自己効力感を測るアセスメントをご紹介頂き、参加されたご家族も関心をもって取り組んで下さいました。
休憩をはさんで後半では、各御家庭の現状の報告を頂きながら、そこでどのようなことが起きているのか?
家族としてできることは何か、それをするためにどのような準備や心づもりが必要なのかについて検討しました。
また、実際に試みた方からの話、支援機関等の情報共有などが行われました。
次月は1月20日(日)第3日曜日会場は丹羽ビル3階で実施する予定です。
参加をご希望の方は、キャリアデザイン研究所までご連絡下さい。