今回は、奇数月のため座談会。スタッフの紹介から、各御家族の状況をお話頂き、その都度関心のあるテーマや希望に沿って、情報交換、意見交換など話が進みました。今回は、久しぶりに参加頂いた方もいらっしゃり、その後のご状況など、また継続して参加して頂いている方からも最近の状況についてお話頂きました。
家計をオープンにするといったアドバイスをきっかけに本人に家計の現状を伝えた結果、その場では、見たくない、聞きたくない拒絶したものの数か月のなかで本人が家計の問題について向き合っていたこと、その後、母親への気遣いや協力が増えたことなど報告を頂きました。また、居心地がよいと自宅にいた本人が、次第に自分の意志で自立したい、親と離れて暮らしたい、収入を得たいと語り始めたという報告。一人旅の計画をしていること、一人旅から家族旅行の話になったという話題、就職活動を訓練校の仲間と情報交換しながら進めているといったお話から、親御さんがどう本人から自立するか、うまくいかなかったこと、ストレスをどう解消していくかといった親御さんならではの悩みを交換する場がありました。「子のためにする」と子を理由にするのではなく、親自身が子から離れ、自分のためにすることが、結果的に良いことにつながっているといったコメントなどもありました。
また発達障害が疑われるケースなど、どう本人をサポートするか、スタッフからは支援の事例、支援機関の情報などの提供がありました。
次回2月は第3週の15日(土)に開催いたします。会場は、CDI事務所(丹羽ビル3F)。13:30開始、16:30まで。なお、次回は偶数月のためミニ講座を予定していますが、講師はCDI会員で、これまで複数の支援機関に相談員として勤務し、企業内でリワーク(職場復帰)に係わっているYさんより、リワーク支援、行政関連施設、福祉関連施
設での生活相談、就労支援の状況についてお話をして頂く予定です。
さなぎの会の主旨・過去の内容ついては、キャリアデザイン研究所HPのFAQ、過去の報告をご覧ください。
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