3月さなぎの会を下記の通り開催しましたのでご報告いたします。
日時:2025年3月15日(土) 13:30~15:40
会場:ラコルタ柏2F多世代交流スペース
参加者:14家族17名、スタッフ3名
今月は「ひきこもりダイアローグ~対話的家族ケア~」というテーマで、青山実さんを講師に迎えてミニ講座を開催いたしました。青山さんは大学卒業後にひきこもりを経験され、現在は公認心理師、社会福祉士、介護支援専門員として勤務する傍ら、KHJ(全国ひきこもり家族会連合会)でピアサポーターとして各地で対話ケアを広める活動をされています。
精神科医の斎藤環先生の講座で得たフィンランド生まれの対話療法「オープンダイアローグ」の学びや、ご自身の体験から、家族ケアの基本は対話であるとお話しいただきました。夫婦間であれ親子間であれ、家庭内でぎくしゃくしてしまう場面を経験することがあります。
安全な環境を作るコツは対話。ひきこもり当事者に「行って来るね」といった挨拶から始めて、少しずつ「〇〇を買ってきてくれないか」などのお願いをしてみる。家族間に安全性が感じられるようになると、次第に当事者に「主体性(したい性)」が出てくる。当事者に何かしたいという欲が出てくることはとても大切なことだと、青山さんはおっしゃいます。
ひきこもりの回復には繰り返しがあって、直線的にはいかず、らせん状に緩やかに回復していく。そういう意味では就労が目標とはならないこと、再びひきこもったり傷ついても、回復できるようになることを伝えてくださいました。
後半は4つのグループに分かれてダイアローグのワークをしました。話すことと聴くことを分けて、どの人の言葉も大切に公平に扱われる体験をすることができました。