今回は、先月の親セミナーを機に参加される家族もいらっしゃることを踏まえて、さなぎの会の主旨、進め方のオリエンテーションを兼ねて、プライバシーへの配慮等の留意事項、グループ(ピア)カウンセリングの意味、そこで重要な「傾聴」についてのミニワークショップを行いました。
ワークショップでは参加者同士がペアになって自己紹介をして、その後、全体に相手のことを紹介する他己紹介、一連のワークを通して相手の話をよく聞くことが大切なこと、相手に関心をもって話を聞くことの大切さについて確認しました。お互いがお互いのことを大切にしながら、会話の中に様々なヒントがあることに自ら気づくこと、このこと
はグループカウンセリングの中だけでなく、人間関係や親子の関係の中でも活かせることなどを確認しました。
休憩をはさんで、後半では初めて参加する家族も合わせてこれまでの経緯や近況を報告し、そこでの本人の変化や家族の取り組みについて皆で確認しました。これまでの親自身の接し方のふりかえりや気づきにつてや、本人がアルバイトや訓練を経て就活をし始めた様子、本人が自身の健康に関心をもち、外にでるようになってきたといった報告もありました。
また本人の課題と自身の課題を分けて、自身は自身の課題に向き合うこと、これからの抱負なども語られる場面がありました。
次回11月は第3週土曜日の16日、NPO法人キャリアデザイン研究所 会議室(柏市柏3-1-9丹羽ビル3F)、内容は座談と情報の共有の予定です。
さなぎの会の主旨・過去の内容ついては、キャリアデザイン研究所HPのFAQ、過去の報告をご覧ください。
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