今月は奇数月で座談会を開催しました。開催直前に以前家族会に参加頂いていた方から、
「いろいろなきっかけを経てご子息が働きはじめることができたので報告に伺いたい」とお電話があり、会に加わって頂きました。
最初に、普段いらしているご家族それぞれのご状況についてご報告や、今、悩んでいらっしゃることなどお話頂き、それについての意見交換など一通りのお話をお聞きしたのち、ひきこもっていたところから、外にでるようになった経緯、家族関係の変化、そしてご本人の就職までの経緯についてお話を頂きました。
家族関係について考えるワークをきっかけに本人、ご両親、ご家族での相互理解が深まり、家族それぞれが、ご自身の課題と向き合うことになったところから、ご本人もご自身の課題に向き合い、外部の相談機関につながり、そこでサポートステーションを紹介されてサポートステーションにつながり、支援を経て、就職も決定し、今はとても逞しく思えていらっしゃるとのこと、貴重な体験をお話頂きました。
参加されたご家族からも様々な質問があり、少人数ではありましたが、密度の濃い時間となりました。
母が家族をしきろうとするのではなく、ご主人や家族の力を信じてその力を借りること、一歩引いてみたり、疲れているときはそう伝えたり、休んだり…各御家族それぞれの状況は異なりますが、各御家庭でできそうなこと、ヒントになることをそれぞれ得られる会になったのではと思います。
次回は月第3週、12月16日（日）の会場は、CDI事務所（丹羽ビル3F）で開催の予定です。
なお、次回は前日12月15日(土)にキャリアデザイン研究所主催の支援者向けの「認知行動療法」の研修会があり、
その内容をご家族に還元できるようなミニ講座を検討しております。
支援関係者の方で関心がおありの方、また、次回のさなぎの会に参加をご希望の方はキャリアデザイン研究所までご連絡下さい。
参加をご希望の方は、キャリアデザイン研究所までご連絡下さい。
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