個別相談・家族支援事業についてのご質問
うちの子は、ひきこもって3年になります。これからどうしたらよいのでしょうか。
ひきこもりの状況は、本人や置かれた環境によって様々です。またひきこもりから外につながるきっかけもさまざまです。まずは本人のことを理解することを心がけ、自然に会話ができる関係づくりを目指しましょう。その過程で困ったことなど、外部に相談できる場所をみつけることが大切です。
子とコミュニケーションを良好に保つにはどうしたらよいのでしょうか?
本人の良いところを認め、家族のためにしてくれたことなどがあれば、感謝の気持ち「ありがとう」を伝えて下さい。また本人から返事がなくとも、「おはよう」「おやすみ」など日常のあいさつは必要です。日頃のあいさつ、たわいもない日常会話の積み重ねが大切です。
ひきこもりが解決した例はありますか?
何をもって解決したというのは難しいですが、部屋から出てこなかったり、家族とのコミュニケーションがほとんど取れなかった状況から、本人と家族で会話ができるようになり、手伝いなどをしてくれるようになったといった事例は多くあります。また、自立支援機関(地域若者サポートステーションなど)につながり、そこから就労につながったケースもあります。
昼夜逆転でゲームばかりしていて心配です。
不安を紛らわそうと、ゲームに没頭するケースは多々あります。「ゲーム=悪いこと」と捉えてしまう前に、本人の今の興味に関心を示し、少しでも理解しようとする姿勢は大切です。そこまで夢中になるのはどんなゲームなのだろう?私にも教えて、と声をかけてみてもよいでしょう。ゲームの課金などが高額になってしまうような場合には、金額の上限を決める必要があります。この場合、家族が一方的に決めてしまうのではなく、本人と一緒に決めてください。
家のことは手伝ってくれるのですが、働きに出てくれません。
本人が家族を思い、家族の一員として家のことを手伝ってくれることは、とてもよいことです。一般の社会人でも親の病気を機に仕事を離職して親の介護に専念するという選択肢もある時代です。外に働きにでることが、一番とはいいきれません。外とつながってほしい、親亡き後の経済力が心配であるなら、その旨を本人に伝えた上、本人のできる範囲でできるところから、無理をさせないこと、あくまで本人の意思を尊重することではないでしょうか。
子に暴力をふるわれます。
暴力は、言葉にならないけれどわかってほしいという本人の思いがあるからこその行動と考えられます。ここで家族もむきになってぶつかってしまうと、さらに悪化することも考えられます。暴力は断固拒否しますが、「(あなたは)暴力をやめなさい」ではなく「(わたしは)暴力は嫌だ」と伝えましょう。落ち着いて、場合によっては自宅から退避すること、そのうえでどのような対応が必要か、状況に応じて行政機関に相談することが必要です。
窓を閉め切って電気を消し、部屋に入ったまま出てこず、独り言が聞こえます。
必ずしもそうだとはいえませんが、精神的な疾患にり患してその症状が本人を苦しめている可能性もあります。必要に応じて医療機関、福祉機関につながることが必要になります。
さなぎの会関連のご質問
なぜ、親の会の名称を「さなぎの会」としたのですか?
昆虫が成虫になる過程で「さなぎ」という段階があります。人は昆虫ほど見た目が変わることはありませんが、人は思春期など大人になる過程で、大きな精神的な変化を遂げます。さなぎは無理に動かそうとしても動きませんし、動けません。それと同様、無理に何かをさせるのではなく、本人の精神的な成長を大切にしましょうという意味で「さなぎの会」と名付けられました。
さなぎの会はどのような会なのでしょうか?
ひきこもり当事者の自立を考える家族同士が集まり、その悩みや体験から、様々な問題に対してよい対応を考え、学びあう会です。さまざまな支援の現場で経験を積んだスタッフが会の運営や参加者をサポートし、必要に応じて情報提供を行います。
さなぎの会に参加すれば、ひきこもりの問題は解決するのでしょうか?
ひきこもりのケースは様々です。医療が必要なケースもあれば、友人関係、いじめや犯罪が関係しているケースもあります。必要に応じて、その課題にあった支援機関につながることが大切です。すべてを一つの機関で解決することはむしろまれです。行政機関、医療機関、教育機関、福祉施設等、その他地域にある資源を有効に活用してください。
さなぎの会に参加するには料金はかかるのでしょうか?
半年2,000円、もしくは1年4,000円の会員制で会費を頂いています。また、任意ではありますが、NPO活動への寄付(年3,000円)の協力を頂いています。単回の参加の場合は1家族500円を頂いています。
見学はできますか?また1回だけの参加はできますか?
見学という制度はありません。他の家族と公平な立場で参加頂く形をとっています。皆が安心して参加でき、支え合う場を体験していてください。単回参加として1家族500円を頂いています。
会費はどのように用いられているのでしょうか?
NPO(非営利団体)の運営を継続する上で、会場費用(地代・電気代)、事務経費などに大切につかわせていただきます。なお、さなぎの会では、心ばかりではありますが、参加する皆さまに各回お茶菓子をご用意しています。
参加する上での留意事項はありますか?
皆様に安心して参加して頂くために、参加には3つのお約束をお守り頂いています。
・多様な価値観を尊重し、相手を否定したり、批判したりすることはしない
・会員同士同じ悩みを持つ仲間、協力すべき仲間として良好な関係を築くよう心がける
・会員のプライバシーにも留意し、本人の断りなく会合で知った個人のプライバシーは漏らさない
また、その他、政治や宗教の勧誘、営業行為などはご遠慮頂いています。情報提供は構いませんが、内容を事前にスタッフまでお知らせください。
・会員同士同じ悩みを持つ仲間、協力すべき仲間として良好な関係を築くよう心がける
・会員のプライバシーにも留意し、本人の断りなく会合で知った個人のプライバシーは漏らさない
また、その他、政治や宗教の勧誘、営業行為などはご遠慮頂いています。情報提供は構いませんが、内容を事前にスタッフまでお知らせください。
さなぎの会はいつ、どこで行われるのでしょうか?
.原則、毎月第3土曜日の13:30から15:30分の予定で開催しています。奇数月はミニ講座がありますが、すべての月でご家族がお話しできる時間を設けています。会場は通常、弊NPO法人の事務所スペース(柏市末広町5-16 エスパス柏5階D)もしくは柏市教育福祉会館(ラコルタ柏)2F多世代交流スペースで行っています。毎月HPでお知らせしていますので、そちらをご確認下さい。
夫婦で参加できますか?
可能です。毎回、ご夫婦で参加して頂いている方もいらっしゃいます。参加費は家族ごとに頂いていますので、ご家族の方であれば追加の参加費は必要ありません。
個別相談はできますか?
弊NPO法人の個別相談(無料)をご利用ください。申込みはお問い合わせフォームより事務局までご連絡下さい。ご本人との面談も可能です。時間や場所は相談の上、調整させて頂いています。カウンセラーは弊NPO法人所属のカウンセラーです。
本人をサポートするしくみはありますか?
さなぎの会では、家族の支援を中心に行っていますが、ご希望があればご本人の相談もお受けします。また、ご本人が経済的な自立や就労をお考えになった際には、弊NPO法人が厚労省から受託運営する地域若者サポートステーション(※利用には利用登録が必要です)やはじめの第一歩事業、その他適切な支援機関をご案内いたします。
これまでどのような講座が開催されましたか?
各月のミニ講座では、心理学の理論に基づいて人間関係について学ぶ講座、体験ワークショップ、医療関係従事者、自立支援施設スタッフ、年金など社会制度やその利用について知る講座など様々な講座を企画し、開催してまいりました。今後も、参加するご家族のご意見、ご要望を反映できるよう様々、企画開催してまいりたいと思います。
会の中で話をしたことは秘密として守られるのでしょうか?
ご家族には、会の中で話し合われたことは、話しをした方の了承がない限り、他の場所で話をしない旨、お約束を頂いています。また私どもスタッフは、その後の支援に必要な範囲で記録を取りますが、それを公開することはありません。支援に必要な範囲でスタッフが共有し、法律に基づいて管理するようにしています。
参加することで傷ついてしまうこと、本人との関係が悪化することはないでしょうか。
どのような人間関係の場でもあるように、他意のないどなたかの発言や一言で傷ついてしまう可能性はあります。誤解によって生じる感情もあります。いずれにしても、会の会員は、皆で共有する様々な悩みを解決する仲間として関わって頂いています。互いを尊重し、信頼する、また協力する、助け合う。そのような環境を皆さんと作り、守っていけることを願っています。なお、ルールを守れない方、他の方の迷惑になる行為を繰り返したりするケースなどがあれば、必要な対応をするとともに、参加をおことわりすることもあります。
また、本人との関係については、「良好な関係についてはそれを保つこと、うまくいかなかったことについては、それをしないことを心がけること」を基本にしています。本人の意思に反して、こちらから何かをお勧めすることはありません。
また、本人との関係については、「良好な関係についてはそれを保つこと、うまくいかなかったことについては、それをしないことを心がけること」を基本にしています。本人の意思に反して、こちらから何かをお勧めすることはありません。
ボランティアでの参加は可能ですか?
支援スタッフは、基本的に弊NPO法人の会員で行っていますが、検討いたしますので、事前にご相談ください。支援機関の関係者の方の協力等、歓迎しております。
飲食はできますか?
お茶菓子等は用意していますが、持ち込みも可能です。※アルコール類はご遠慮頂いています。
子が働き始めた後も参加できますか?
事業としては行っておりませんが、別途ご相談ください。