令和4年度8月度 家族支援の会「さなぎの会」報告

8月度のさなぎの会を開催しましたので報告いたします。

日時:2022年8月20日(土)14:00~16:00
会場:オンラインによる開催
参加者:2家族3名 支援スタッフ4名

今回は、コロナの感染拡大に伴い、当初の予定を変更し、オンラインのみの開催に変更し実施いたしました。
まず、参加者の近況報告と自己紹介の後、東京都保健福祉局のドキュメンタリー「“ありのまま”の友人たち~それぞれの選択~」の動画を視聴しました。子どもが引きこもった時の親の気持ち、子どもの気持ちが伝わる動画でした。子どもが引きこもった時「普通になってほしい」と子どものありのままの姿を受けとめられなかったお母さんが、学習会や家族会に参加し、自分の気持ちを吐き出すことで気持ちが落ち着いていったという話から、家族会の在り方を考えさせられた動画でもありました。そして、「家から出ないことも、外に出ることも選択肢の一つ。ありのまま自分らしく生きる。」いう言葉がとても印象に残りました。
動画視聴後にフリートークを行い、お子さんとのコミュニケーションの取り方が話題に出ました。怒りの感情が出たときは大きな声が出るが、笑うことや喜ぶといった感情表現が苦手なお子さんに対し、親御さんの方から“ありがとう”と声をかけるようになってからお子さんの表情が穏やかになったというお話し、日常の中でくだらない事で笑うことができたら良いと思っている、引きこもってから長いので最初のころは大変だったが、それを経て今になっているので腰を据えて構えている、親御さん自身も年齢を重ねてきているので、自分の体のことも大切にしたいと思っているなど、今の気持ちを率直にお話しいただきました。