オミクロン株の急激な広がりにより1月22日(土)の「さなぎの会」会場開催を中止します。なお、オンラインでは予定どおり開催いたしますので、是非ご参加ください。
今回は、CDI会員でもある標広子氏、村田祐子氏より「オープンダイヤログ(開かれた対話)について」の講義がありました。
オープンダイアローグは薬を使わない精神療法でフィンランドで始まったこと、患者と治療者が対等な立場で“対話”を行う手法であること、現在では治療だけではなく様々な困りごと解決の場面などで活用されていることなど概要について解説がありました。実際の手法についても、メンバーが対等な立場で“さんづけ”で呼び合うことや、話をするときには相手に直接向けるのではなく、“場に話を置く”イメージでその話を受け取るかどうかは相手に選択してもらうようにする、支援者の振り返りも当事者の前で行う等ポイントの解説がありました。その後参加者でロールプレイによる体験を行いました。
参加者の方からは、家庭の中で引きこもり状態のお子さんの前で話ができるとよい、話(言葉)を相手に直接向けるのではなくその話を受け取るかどうかは相手が決めるというイメージが参考になった、親が多くを求めすぎるのではなく子供がこのように生きているのだと認識することが大切だと感じたなどの感想が出されました。
最後に、1月の予定、2月に予定している斎藤環先生のオンライン講演会について共有し終了しました。
《1月度さなぎの会開催のご案内》
日時:1月22日(土)13:30~15:30 ※奇数月は、2時間たっぷりと情報交換、交流会となります
会場:オンライン開催
※新型コロナ感染症の状況により、会場開催を中止し、遠隔のみの開催になります。
さなぎの会の主旨・過去の内容については、キャリアデザイン研究所HPのFAQ、過去の報告をご覧ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。